ブラック社畜、ラノベ作家を目指す

20代男。現在社会人。 そう名乗れるのも最早時間の問題かもしれない。 生きていくためにラノベ作家を目指します。

なぜ「異世界転生もの」が人気なのか

 

こんばんは。LEEです。

 

夏のボーナスの支給額が中学生のお小遣いみたいな額でリアルゲロを吐きましたが、今日も私は元気です。

 

本日はここ数年WEB小説・ラノベ界隈において不動の人気を誇る

「異世界転生(転移)もの」

というジャンルついて、個人的な意見を述べていきます。

 

1,「異世界転生(転移)もの」とはなにか?

 

まず、「異世界転生もの」とは、元の世界で死亡した主人公が、異世界と称されるドラクエ的ファンタジー世界で別の人間、あるいは人間以外の種族として生を受け、新しく人生をやり直すことになるという物語ジャンルの俗称です。

最近の代表例としては、「RE:ゼロから始める異世界生活」や、「この素晴らしい世界に祝福を!」などですね。

 

 

 

 

死亡後の転生の流れについては、赤ん坊から始まる場合もあれば、既にある程度成長した状態の身体に精神が宿る場合もあります。

そして、その転生の際に主人公は何らかの特殊能力(例えば強い魔法が使えるなど)を得て異世界へとやってくる事が多いです。

 

それに対し、「異世界転移もの」という似たジャンルも存在します。

これと上記の「異世界転生もの」との違いは大まかに言えば、もとの世界で生きたまま異世界へとやって来るか、それともトラックに轢かれる等の事情により死亡してから異世界へとやってくるかの違いであり、「異世界転移もの」は前者を指します。

よって〈現実世界の記憶を持ったまま現実世界→異世界へ〉という大筋では変わりませんので、この記事では以後「異世界転移もの」も包含して、「異世界転生もの」として述べていきたいと思います。

なお、「ソードアート・オンライン」や「オーバーロード」のような「ゲーム転移もの」もここに含むこととします。

 

この「異世界転生もの」においてテンプレートとしてよくある展開が、

【主人公は元ニートもしくは引きこもりのダメ人間。しかし、転生先の異世界では獲得した特殊能力or現代世界の知識を駆使して大活躍。ヒロイン達にもモテモテで、一大ハーレムを築いてゆく】

というものです。

 

2、WEB小説サイト及び2016年ラノベ売上ランキングにみる異世界モノ占有率

 

ではこの「異世界転生もの」が、一体どれだけ人気なのかを見ていきます。

 

まず大手WEB小説サイトの「小説家になろう」の累計総合作品ランキングを見ていきます。

 

改めて数えてみると、驚愕でした。

2017年6月現在、ランキング上位1位~43位までの全てが「異世界転生」というタグが付いた作品でした。

ちなみに、上位100作品全てが〈ファンタジー〉にカテゴライズされる作品であり、うち95作品に「異世界転生・転移」タグが付いていました。

逆に、そのタグが付いていなかった作品というのが、「スレイヤーズ」や「ロードス島戦記」のような〈異世界生まれ異世界育ちの主人公〉が活躍する作品です。

 

今度は2016年ラノベ売上総合ランキングをみていきたいと思います。

 

・・・結果。

総合売上ランキング上位10作品中、8作品が「異世界転生もの」でした。

というより異世界転生してない上位作品が、ダンまちとお兄様だけでしたね。

 

ただ、ランキング上位50作品程度にまで広げると、「異世界転生もの」の占有率はおよそ5割程度にまで下がりました。

最新の2017年5月ラノベ売上ランキングでは、その占有率は4~5割程度となっております。

いまだそのジャンルは十分に強勢を保っていると言って間違いはないですが、個人的にはわずかに流行が去りつつあるような気もします。

 

3,なぜ、「異世界転生もの」は人気なのか

 

ここでようやく本題です。

以下は全てあくまで私個人の主観であるという前提で、考察に入っていきたいと思います。

 

私は、この理由について大きく以下の通りだと分析します。

 

・「ゲーム慣れ世代」だからこそ世界観の把握がしやすい

・手っ取り早く爽快感を味わえるから

・かつての購読層が社会人になり、「現実逃避・現実嫌い」のレベルが更に上がった

 

 

この3つがヒットの要因としてあったのではないでしょうか。

 

1つ目は解説するまでもなく、ラノベを購読する10代後半~20代のアニメ・ゲーム好きの人々にとって、ある程度規格化されたファンタジー世界というものはやはり理解に易しいものです。小説の冒頭で一々長ったらしい世界観の説明も今更不要だし、剣や魔法といったものも、ある程度ラノベファンにとっては共通知識として既にあるものですから、わかりやすいのです。

 

2つ目は、読者がある意味短気になったのではないか、ということです。

ひと昔の作品ならば、主人公は強大な敵と対峙することとなった際、苦しい修行を乗り越えて、そこでようやく強い力を手にすることができました。ただ、そうした修行シーンというのは往々にして盛り上がりに欠けるものです。そこで、転生に伴う能力獲得という形を用いることで、その修行シーンをスキップし、最初から強い主人公を作り出すことができるのです。

読者を自己投影させるために、現実世界ではあくまでニートや引きこもりといった、低めの立ち位置からスタートさせなければならない。しかし、その主人公が活躍できるまでの修行はやりたくない。そこで、代替として転生・転移という方法が好まれるようになったのではないでしょうか。

昔の「異世界転生もの」ラノベ作品の代表といえる、「ゼロの使い魔」の主人公サイトは、異世界転移系の主人公ながら、わりと修行を頑張っていたイメージがあります。

一方で、最近の主人公はあまり修行しないイメージがあります。(あくまで個人的な感覚ですが)

 

3つ目について解説します。

2000年代後半頃に主な読者層であった当時の10代後半~20歳前後のラノベファン達は、「現実世界の学園で美少女とあれこれ」というラノベの展開に、「自分もこんな風になれたらいいなあ」と、僅かながら現実に希望を抱き、創作の世界に自身の思いを馳せていたのでしょう。

それから10年。時の流れは残酷です。

まだ辛うじてオタクなりにもピュアだったラノベファン達も社会人となり、ドロドロ現実世界の闇に揉まれてすっかり擦り切れ、現実を知ってしまいました。

「現実世界には夢も希望も無いんだ。だからファンタジー世界に転生して無双して、ハーレムを作りたいんだ」

と。無意識にそう考えるようになってきたのかもしれません。

随分無責任な推測だな、そんな根拠どこにあるんだよ、と思われるでしょう。

この仮説には若干の自信があります。

 

だって私がそうだから!

 

高校大学と特にバラ色の学園生活を送るわけでもなく、流されるように就職、そんでもって毎日毎日安月給でサービス残業だらけ、クレーマーの客にはしょっちゅう怒鳴られそれでも働かなきゃ飯が食えない。

こんな世界にどうやって希望を持てっていうんだよこんちくしょうこの野郎!

やっぱこれからは異世界だぜ異世界!凡人は現実世界でいくら努力したってできないことは一生かかっても出来ねえんだよ!けど俺だって異世界に行けば絶対最強だから!究極魔法で悪党を根こそぎぶっ倒し、美少女にモテモテ、ハーレム作っちゃうもんね!

現実にこんな顔も性格も良い美少女いるわけねえだろ!?だけど異世界ならいる!いるね!最高じゃねえか異世界!

ビバ・異世界!!!!!

 

ふう。すっきりした。

話がそれましたね。

まあ口には出さずとも、深層意識ではこう思っているラノベファンが多少なりとも存在するような気はします。そういった現在おっさんにまで成長し、一応ではあれ職に就き、シリーズを買いそろえる経済力を持ったラノベファン層が、こうした異世界転生系ラノベを好んで購入し、結果的に売上に貢献しているのかもしれません。

 

 

このとおり、人気の理由はわかるのですが、やはりどうしても個人的にはこのジャンル、供給過剰な気もします。私でも少し、満腹気味なところがあります。

例えるなら、超美味しいカレー屋があったとして、更に自分が大のカレー好きだったとして。

それでも、毎日カレーばっか食べるのは飽きが来ますよね。

つまりそんな気分です。たまにはラーメンやパスタも食べたくなるのです。

 

それでも、書いていて面白いジャンルではあると思うので、もう少し小説の書き方を勉強してから、いつかチャレンジしてみたいと思います。

 

それでは今日はこのへんで。読んでくださった方、ありがとうございました。

 

 

↓このブログに興味を持って頂いた方がいらっしゃいましたら、ぜひよろしくお願い致します。(´ω`)

 

「ラノベ作家の現実」を考えてみる。

 

こんばんは。屑です。

 

ブログ初日に私は、毎日記事を更新すると言ったな。

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ちょとさすがに帰宅してから日々の練習メニューやりつつ本も読みつつ毎日ブログ更新となると、時間的に厳しさがありました。

これから更新はだいたい週3くらいのペースでいきたいと思います。

 

で、今日の内容なんですが。

 

昨日NHKの「クローズアップ現代」で、興味深い特集をやっていました。

題して、「2兆円アニメ産業 加速するブラック労働」

 

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うーんこの胸に刺さる感じ。

内容は言わずもがな、更に興隆しつつある華のアニメ業界の裏側で、年収100万円という低収入で働くアニメーター達。労働基準法のもとでの、基本的な労働条件が確保されていない環境で、自身のやりがいとアニメに対する愛だけが支えとなっているリアルな実態が、ありありと映し出されていました。

 

いつからこの国は、「好きな仕事をやって食べていく」ことが難しくなったのだろう。

いや、本当は元々難しかったのかもしれない。

むしろ現代になってようやく、「食べていけないけど好きな仕事ができる」ことが認められつつあるような気もします。

けれども、生きていく以上お金は必要になります。

 

では、ラノベ作家を目指す人間の場合はどうかと、色々調べてみました。

おそらく「ラノベ作家志望者」は、その肩書き単体では、アニメーターよりも経済的に不安定な立場であると言えます。

アニメーター志望者は努力さえすれば、フリーランスとはいえ、そこそこの割合で職に就くことはできる。

ラノベ作家志望者」は、デビューし、そもそも仕事にありつくことができる確率すらごくごく僅か。

 

更に、才能と実力があり、超運良くデビューし、単行本を刊行できたとして。

調べてみると、ラノベの場合、単行本1冊を印刷するごとに印税が60円程度入るらしいです。

つまり、1万冊単行本が刷られたとしても60万円の収入にしかなりません。仮に4ヵ月ずつかけて単行本を年3冊書き、それぞれ平均1万冊ずつ発行されても、年収は180万円です。

更に、10年後もその収入が続く確率となると・・・なかなか恐ろしいものです。

そもそも3巻以上続くラノベ作品の割合は、全体の3~4割とのこと。

デビュー作が終わったあと、二作目が刊行される新人作家の割合は一体・・・

上位数パーセントの売れっ子作家を例外として、多くのラノベ作家は兼業もしくは学生であるという説も、あながち頷けますね。

 

 

Q.ではそこまで理解して、何故お前はラノベ作家を目指すなどど大言壮語するのか

A.うるせえ!お前らだって宝くじとか買うだろ!当たらないと分かってても買うだろ!買わなきゃ当たらねえから、買うんだろ!

 

つまりそういうことです。

 

というわけで、今日も課題に取り組んできます。

 

お読みいただいた方、ありがとうございました!

追加メニュー 「写経」

 

こんばんは。底辺労働者です。

 

サビ残はいいねえ。

サービス残業は心を潤してくれる。資本家の生み出した文化の極みだよ。

 

いいわけねえよ(半ギレ)

 

というわけで遅くなりましたが今日の更新です。

 

本日からの追加メニューは、「写経」です。

 

写経、正確には「書写」が適切な言い方だと思うのですが、他に倣い、あえてこう表現することにします。

写経とは有り体に言えば、プロ作家が既に出版しているラノベの文章をそのまま書き写すことです。

このブログを読んでおられる方は既におわかりでしょうが、私は文章力がだいぶ貧弱です。

そこで、プロの文章を写しながら、文章のリズムというものをを学び、ついでに語彙力を鍛えようという魂胆です。

この写経は、いくつかの小説指南本でも紹介されていた練習法で、かつて多くのプロ作家もこの練習を行っていたそうです。

 

ただ、漠然と書き写すのでは意味が無いようです。

その文章の良いと思ったところ、つまり、

「なぜこの文章は読みやすいのか」、「美しいと思った表現」、「知らなかった語彙」、「このセリフはなぜ面白いのか」

そういったことを熟考し、メモしながら写すことが肝要とのこと。

 

というわけで、今日から一日3ページずつ、自身が好きな作品を写経することを練習メニューに加えていきたいと思います。

一日3ページ?少なくない?

と思われたかもしれません。

試しに某作品の3ページを、前述の要点を踏まえつつ写経するのにかかった時間。

・・・35分。

思ったよりなげえ。

単純計算で300ページ全て写すのに最低175時間はかかる・・・

しばらくは、自分との戦いです。

 

で、写す作品なのですが。

はたらく魔王さま!

の第一巻でいきたいと思います。

 

 

 

 

理由は、読みやすいと思ったラノベだから。

地の文もくどくないし、台詞との比率も一般的。

あと単純にこの作品好きだから。モチベーション保つのってやっぱり大事。

 

狼と香辛料」や「AURA」も写経に向いてる作品とのことで、悩んだんですが、やっぱりこっちで。

 

とりあえず、「〈おはなし〉作り」100個と共に、チャレンジしてみます。

途中で挫折しなければ、100日程度で一冊書き写せるはずだから・・・(遠い目)

 

では今日はここまで!

読んでくださった方、ありがとうございました!

『カードを使った<おはなし>作り』2回目

こんばんは、LEEです。

 

先日に引き続いて、『カードを使った<おはなし>作り』をやっていきたいと思います。

 

さすがにブログで100回分全てを書くわけにはいかないので、明日以降はたまに記事の末尾でこそっと書く程度にしたいと思います。

 

では今回のお題。

じゃん。

 

(現在)・・・・・・【変化】

(近い未来)・・【意思】

(過去)・・・・・・【勇気(逆)】

(援助者)・・・・【知恵】

(敵対者)・・・・【厳格】

(結末(目的))【解放】

 

なんかええ配牌じゃろ?

ぶっちゃけ三回引き直しました。

 

意図的にカードを並べ直すのは禁止・・・・・・!禁止だが・・・・・・!

今回、シャッフルの回数に制限は設けていない・・・・・・!

そのことをどうか諸君らも思い出してほしい・・・・・・!

つまり・・・・・・!私がその気になれば・・・・・・!

100回200回引き直すことも可能だろう・・・・・・ということ・・・・・・!

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※さすがに100回引き直すのは意図的に並べてるのに等しいので、以降シャッフルは上限3回までとします。慣れてきたらシャッフル禁止にします。

 

では、いってみましょう。

 

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『文化部員達の革命歌』

 

全国にその名を轟かせる有名私立校、蘭西学園。

この学校には、生徒会・運動部員・文化部員という3つの厳格な身分制度が存在していた。

「第三身分」と呼ばれる文化部員たちは、生徒会や運動部員に対し日々あらゆる奉仕を行う義務が課せられ、一方で学園における多くの権利を剥奪される。

そして現生徒会長・十六夜瑠偉のもと、その抑圧は日々苛烈さを増していた。【厳格】

文化部員達の怒りは頂点に達していたが、それでも絶対的な強者に刃向かえる者は誰一人としていなかった。

文芸部部長主人公・幾多有吾も、その絶対的カーストの前に膝をつく「第三身分」の一人であった。【勇気(逆)】

ある日、星名礼音という女子生徒が突如として、この蘭西学園の文化部員クラスへ転校してくる。

自身を「戦術家」と名乗る彼女は有吾と共にこの学園で、文化部員達による「革命」を起こすことを提案。【知恵】

最初は躊躇う有吾だったが、彼女の才能と持ち前の剛胆さに惹かれ、共に生徒会・運動部連合を打倒することを決意。【変化】

有吾らは怒れる文化部員達を糾合し、蘭西学園体育祭「三部会戦」における各競技で、生徒会・運動部連合チームを打倒することを宣言。【意思】

勝てば自由。負ければ更なる隷属を条件に、生徒会・運動部連合との戦いが始まる。

圧倒的な力に対し、有吾と礼音達が率いる文化部員連合は、奇策と団結を以て果敢に立ち向かう。

そして、ついに体育祭競技5種目のうち、「棒倒し」「綱引き」「騎馬戦」の3種目を制し、文化部連合は勝利する。

約束通り、生徒会役員の普通選挙が執り行われ、現生徒会役員は失脚。過半数を占める「第三身分」達は、その圧政からようやく解放されたのであった。【解放】

 

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はい。

 

いかがでしょうか。

 

ラノベといえばファンタジーか学園モノが多い(偏見)ですが、異世界にせよ学園にせよ、やっぱこういう知恵で強者を倒す下克上モノが大好物なのです私。

 

最近読んだラノベだと、MF文庫の「ようこそ実力至上主義の教室へ

とか、ちょっと前のだと

ファミ通文庫の「バカとテストと召喚獣

電撃文庫の「Fランクの暴君」

とかですね。

 

魔法科高校のお兄様は・・・なんか若干個人的には違う。

私の中では最初から最強パワー系主人公のうちに入る。

 

 

というわけで自己批評タイム。

 

うーん・・・前回に引き続いてだけど、知能系豪快ヒロイン・礼音が、主役であるはずの有吾の役割を途中から完全に食ってしまいそう。中盤ほぼ空気と化する主人公。それなんてゆるゆり・・・?

 

あと、一番重要なはずの「知略で運動部にスポーツで勝つ」って部分、具体的にどういう作戦を用いるかが、いまいちスッとしない。思いついてはみたんだけど、なんかどうも現実的に可能かどうかって点で、納得しきれない。そもそも自分もあまり運動経験が無いので・・・まあ、これから色々と知識を深めながら、余裕があれば考えていきます。

 

トーリーの細部はほとんど詰められていないですが、不思議とキャラクター名やキャラ設定なんかはスラスラ思いつきました。

 

自分は割と世界史が好きだったので・・・

革命→といえばフランス革命だよな。→じゃあ知略系ヒロインの名前はナポレオンをもじって星名礼音にしよう。→相方の主人公は・・・スルトダヴーあたりかな。いや、それだと単純すぎるから、ヴィクトル・ユゴーをもじってみよう。他の文化部員たちの名前にナポレオン配下の将軍名を使って・・・→敵は王様、とくればやっぱルイ16世だな。十六夜瑠偉。偉そうな名前だ。主人公より派手で目立つけどまあいいや。じゃあ副生徒会長の女はマリーアントワネット・・・鞠井杏だな。とすると・・・

 

みたいな感じで、結構考えるのが楽しかったです。

 

まあ、とりあえず今日はこんなところです。

この記事を読んでくれた方がおられましたら、ありがとうございました。

 

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「物語の体操」より、『カードを使った<おはなし>作り』

 

こんにちは。LEEです!

 

昨日一晩で大塚英志氏の「物語の体操」をひとまず読み終えたので、今日から本格的な練習に入っていきたいと思います。

 

①『カードを使った<おはなし>作り』

「物語の体操」第一講より。

 

まず以下のように、紙を切り取って計24枚のカードを作り、それぞれに文字を書き込みます。

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それを今度は全て裏返し、シャッフルしたのち、6枚を無作為に抜き出して以下のように並べます。

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この配置は、以下の体系を示します。

 

 

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置かれたカードの単語は、その体系の状態を示します。

なお、開いた際に文字が逆向きになっていた場合は、その単語の逆の状態を示します。

つまり、このカードの配置は、その〈おはなし〉における登場人物の立ち位置、およびストーリーの流れを示すものです。

 

例えば、選んだカードが

 

「1:庇護(逆)」

「2:勇気」

「3:秩序」

「4:信頼」

「5:清楚(逆)」

「6:創造」

 

だったとすると、

主人公はかつて【秩序】であったが、現在は【庇護(逆)】の状態である。

【信頼】の状態にある援助者のもと、【勇気】の状態になり、

【清楚(逆)】の敵対者に立ち向かう。

最終的には【創造】の状態となる。

という感じになります。

 

とりあえず、この並び方で一つ単純なオリジナル物語を作ってみます。

 

====================================

王命により魔王ラバモスを倒し、世界に平和をもたらした勇者・レト【3:秩序】。

しかし、その功績による熱狂的人気が、自身の権力を脅かすことをを恐れた王の陰謀により【5:清楚(逆)】、

レトは無実の罪で指名手配されてしまう【1:庇護(逆)】。

レトは、自身の罪が無実であることを信じる、かつての冒険の仲間達に助けられながら【4:信頼】、

悪徳の王を倒すべく、勇者は再び立ち上がる【2:勇気】。

苦闘の末、王を倒したレト達は、新たな国を建国する【6:創造】。

=====================================

 

こんな感じですかね。

・・・まあ、実は今回だけ、わかりやすい例を作るために一部意図的にカードを入れ替えました。次回以降は入れ替え禁止とします。

 

あと例えばこの物語、もし最後の【6:創造】カードが、【6:創造(逆)】だった場合は、一気に結末が変わってきますよね。

勇者が勢いに任せて国ごと滅ぼして、自分たちが国を建てるも、やっぱり何ら政治的知識の無い彼らの統治は長く続かず、国は短期間で滅びてしまいました・・・みたいな。

 

ちなみに、このプロットカードを自動生成してくれるページがあったので、勝手に紹介しておきます。

http://keitoushi.up.seesaa.net/html/plotcard.html

 

 

「物語の体操」では、とりあえずこの〈おはなし〉作りを最低100個はやれと書いてあったので、毎日ちょっとずつ進めていきたいと思います。

 

 

ではここらで本番といきます。記念すべき第一作目。

カードは・・・じゃん!

 

(現在)・・・・・・【解放(逆)】

(近い未来)・・【生命(逆)】

(過去)・・・・・・【治癒】

(援助者)・・・・【結合(逆)】

(敵対者)・・・・【理性】

(結末(目的))【清楚(逆)】

 

こうなりました。

 

発想力が貧弱なので、結末が逆位置のカードという時点で、もう大抵バッドエンドな予感がします。

とりあえず、SFが書けるほどの知識もないし、ほんとはコメディが書きたいんですが、この配置じゃちょっと厳しい気がするので、ファンタジーっぽい話でいきたいと思います。

では以下のとおり。

 

=====================================

ホーリー・イン・ザ・ダーク』

 

どんな病をも治す『治癒魔法』の使い手、聖女ミレーネ。【治癒】

彼女の人気に危機感を覚えたフランゼス国王の計略により、ミレーネは現代の日本へと飛ばされてしまった。

現代日本で力を使い、その身を隠しながらも数多の人々を救うミレーネ。彼女に命を助けられ、弟子になることを願った日本の少年・ハルトと共に、二人は正体不明のヒーローとして暗躍する。

しかし、彼女の力を研究するため、その身を狙う政府組織【理性】

によってミレーネは捕らわれてしまう。【解放(逆)】

ハルトは師匠ミレーネから学んだ魔法を駆使し、捕らわれの彼女を助け出そうとするが、苦戦する。ついに窮地に陥った彼は、ミレーネに使用を固く禁じられていた邪術を用い、その肉体と魂を分離することによって不死の力を得て【結合(逆)】

ミレーネを救い出す。

邪術を用いたハルトは魂を蝕まれ、もはや人に戻ることはできない。彼を愛するミレーネは自らの命と引き替えに、ハルトを人間の体へと戻す魔法を使う。【生命(逆)】

彼女は死の間際に、自分の存在を忘れ、ハルトに人間として平穏で幸せな人生を送ってほしいと願う。

しかし、その願いと裏腹にハルトは、ミレーネを死から蘇らせるために更なる邪術の研究へと没頭してゆく。純粋だったハルトの心は、完全に闇に墜ちていた。【清楚(逆)】

=====================================

 

・・・・・・はい。

タイトルからしてこれでもかってくらい中二病全開ですね。

ワイ、いい歳して馬鹿みたい・・・・・

ぶっちゃけ、これだけでも二時間くらい考えて考えまくった挙げ句の産物なのです。

これ100個は辛ぇ・・・・・・

 

自分なりに突っ込みを入れるとすれば、まず1つ目は、援助者の【結合(逆)】の言い訳がだいぶ苦しい気がする。肉体と魂の分離が具体的にどういうものかはあまり考えてないです。はい。

2つ目は、主人公は果たしてミレーネなのかハルトなのか、それが途中からブレまくってる気がする。

他は、ミレーネの力を狙う政府組織が、果たして【理性】とまで言えるのか等々・・・

 

ダメだしを挙げだすとキリがないですが、とりあえず1作目はこんな感じです。

間違ってもコレ新人賞には出せんな。書いてる途中で死にたくなるわ。

 

では本日はこれまで。明日以降もしばらく引き続き、この〈おはなし〉作りをやっていきたいと思います。

もう1冊の「小説を書くための基礎メゾット」の方を適当に読み進めたいと思います。

 

では、ここまでお付き合い頂いた方、誠にありがとうございました。

 

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ラノベを書くにあたっての準備。

 

こんばんは、LEEです!

 

というわけでまず、本屋で小説を書くためのハウツー本を探して参りました。

買ってきたのがこちら。

 

 

 

1週間でマスター 小説を書くための基礎メソッド―小説のメソッド 初級編

1週間でマスター 小説を書くための基礎メソッド―小説のメソッド 初級編

 

 

この2冊。

 

あと、本屋で気になったライトノベルを何冊か購入。

 

他にも「ライトノベル作家になる」や「すごいライトノベルが書ける本」

などのハウツー本も気になりましたが、とりあえずは小説全般の基本的な書き方を学んでいくため、これらの本を読み進めていこうと思いました。

 

1冊目の「物語の体操」は、私がラノベ作家を目指そうと思い至ったきっかけの「やる夫が小説家になるようです」という、ネット掲示板のスレッドで紹介されていた本になります。

こちらのスレ、非常によく作り込まれていて面白いので、おすすめです。

yaruomatome.blog10.fc2.com

 

まず、「物語の体操」を今日1日で読破する予定なので、明日はこの本で紹介されている物語のレッスンを実践していきたいと思います。

 

その他、今回購入したライトノベルの一覧がこちら。

 

・ミニッツ 一分間の絶対時間 (電撃文庫

ただ、それだけでよかったんです電撃文庫

・魔法使いは終わらない 傭兵団ミストルティン――七人の魔法使い (ダッシュエックス文庫)

 

この3冊。

一番上の「ミニッツ」はひと昔前の作品で、前々から読みたいと思っていながら本屋でなかなか巡り会えなかったものです。

他の2作品は比較的新しく出版されたものです。

 

ちなみに、私が今まで読んできたラノベの総数は、シリーズ全て通して120冊程度。

中でも特に個人的に好きなのが、

狼と香辛料

涼宮ハルヒの憂鬱

・BACCANO!

イリヤの空、UFOの夏

人類は衰退しました

 

という、ラノベ界ではメジャーな作品が中心です。

やはり面白いものが売れるのは当然だよなあ・・・

 

こんなラノベが書けるようになりたい、そう思いながら毎日勉強していきます。

ではでは。

 

↓記事に興味を持ってくださった方、同じくラノベ作家を目指す方など、よろしければぜひ。

ラノベ作家になりたい。現状の把握と計画について

 

こんにちは。LEEです!

 

無謀にもラノベ作家を目指すにあたって、その無謀な目標なりに、自身の現状把握とこれからの具体的スケジュールを考えてみたいと思います。

 

まず、現在の私がおかれている状況について。

 

男性。24歳。独身。実家暮らし。若干オタク。

某私立文系4年制大学を卒業し、ストレートに就職。

そのまま現在社会人3年目。

業績評価が悪いため、人事異動に怯える日々。

ふとしたきっかけで、ラノベ作家への転職(?)を志す。

国語の教科書に載っていた山月記の李徴的に言うと、LEEは社畜となって長く膝を俗悪な経営者の前に屈するよりは、ラノベ作家としての名を死後百年に遺そうとしたのである。

もっとも、李徴は私と違って元々優秀な官僚だったし、それでも文名が揚がらずに人生破滅していくのですが…まあそこは触れないでおきましょう。

まあどのみち、このまま勤めていても10年以内にはクビになっている可能性が高いと予想。

ちなみに私は過去に小説の類を書いた経験はほぼ無いに等しいので、まさにゼロからのスタートと言っても差し支えないです。

 

Q.では何故よりにもよってラノベ作家なのか?youtuberのほうが確率的にマシじゃないのか?

A.うるせえ、なんとなく行ける気がしたんだよ

 

では次に、ラノベ新人賞を狙うための計画について。

 

まず、初応募する新人賞は、来年2018年4月締切予定の

集英社ライトノベル新人賞(前期)」

を目標とします。

 

わりとペース遅いなと思われるかも知れませんが、ズブの素人がイチから小説の書き方を勉強して、そこから原稿用紙300枚分、20万文字以上の作品を作ろうと思うと、これでもわりとスケジュール厳しめかなあと思ったり。

更に、とりあえず今年度いっぱいは定職にしがみつく予定なので、どうしても平日に割ける時間が限定されることが予想されます。

 

では何故このレーベルでの応募を予定しているかというと、この集英社ライトノベル新人賞は応募者全員に評価シートを送付してくれるらしいのです。

そのため、一次選考で落選したとしても評価シートが手に入ります。

まあ1回目の応募で一次選考通過すら望み薄だと思うので…ある程度の客観的指標が欲しいのです。

 

そこから逆算して、応募作品の書き始めは遅くとも今年12月ごろ。

それまでに色々と勉強し、ネットの小説投稿サイトなんかに短編を投下してみたり色々やりつつ、技術を磨いていきたいと思います。

 

とりあえず、最初は小説を書くためのハウツー本を中心に、日々練習の内容を綴っていきます。

長い道のりになると思いますが、今日から一歩ずつ目標へ向けて進み始めたいと思います。

それでは。